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結局サラリーマンの平均年収っていくら?官公庁のデータを調べた

2019年7月2日

結局サラリーマンの平均年収っていくら?官公庁のデータを調べた

我々サラリーマンにとってはかなり気になる情報「平均年収」。

しがないサラリーマンは他にやる事も無いので

  • 「平均年収〇〇万円。あなたは上位〇〇%」

というような情報を見て一喜一憂しているわけです。

実はこの世の中で「平均年収」と言われているものの情報ソースのほとんどは、毎年国税庁が発表している「民間給与実態統計調査」が元となっています。

この記事では、当調査をバイアスをかけずにご紹介してみたいと思います。

※2017年度(平成29年度)の集計結果です

国税庁調査:年齢階層別の平均給与

年齢別・男女別の平均年収は、資料のP19に記載されています。

結局サラリーマンの平均年収っていくら?官公庁のデータを調べた

男女ともに40代後半位まで右肩上がりで、50代前半でピークを迎え、その後は下がっていく形。

恐らく当ブログの読者層であろう20代~40代の男性会社員の世代別平均年収は以下です。

  • 20代:336万円
  • 30代:489万円
  • 40代:599万円

うーん、かなり現実的な所を突いている感じがします。

ちなみに最も給与が高いと思われる50代前半であっても、平均すると677万円。

世間で騒がれる年収1,000万円の人材は相当少ないということですね。

国税庁調査:勤続年数別の平均給与

P20に記載されています。

結局サラリーマンの平均年収っていくら?官公庁のデータを調べた

30年~34年がピークです。

勤続年数30年というと、新卒大卒でその会社に入り、50代前半まで勤めている状態。

まだまだ日本は終身雇用制である事がうかがえます。

転職会社「doda」の独自調査結果

その一方で、転職会社のdodaが自社で調べた年代別の平均年収を公開してくれています。

これによると

  • 20代:367万円
  • 30代:487万円
  • 40代:583万円

とのこと。

通常転職会社は「一般的には給与は(貴方のところより)高い。だから転職するべき!」という論調で来るかなと思ったのですが、意外と現実的な所を突いてくる感じですね・・・。

国税庁の調査とニアイコールだった点が意外でした。

結局サラリーマンの平均年収っていくら?官公庁のデータを調べた まとめ

結論として、当ブログの読者層であろう20代~40代の男性会社員の世代別平均年収は以下の結果でした。

  • 20代:336万円
  • 30代:489万円
  • 40代:599万円

もちろん、これは業種職種の平均です。

実は業種ごとの平均年収格差は最大で3倍以上もの開きがあるという発表資料もある位、業種によって異なります。

詳細については以下のエントリーに記載しておりますので、ご興味のある方は是非こちらもご覧ください。

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