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ボーナス支給日はいつ?上場企業100社に実際に聞いてみた
サラリーマンの唯一?の楽しみ、夏と冬のボーナス(賞与)。
「今年はいつもらえるのか?」とソワソワしている人も少なくないと思います。
但し民間企業のボーナス支給日は会社によってまちまち。ネットで検索しても、大まかな情報しかありません。
そこで、実際に民間上場企業100社に、支給日のアンケートを取った結果を公開してみたいと思います。
アンケートを取ったのは、2018年冬と2019年夏のボーナス支給時です。
お客さんからの支給日の聞き出し方
当たり前ですが、全ての民間上場企業でボーナスが支給されるわけではないので、気軽に触れられる話題ではありません。
そこで私は、定期的にセミナーを行っている立場を利用して、セミナー実施後のアンケートの中に「ボーナス支給日」の項目をコッソリ入れてみました。
- ボーナスは支給されましたか?
- 支給日はいつでしたか?
セミナーに参加された、のべ300社以上のお客様にアンケートをお願いしたところ、回答率は40%程。
中には外資系や非上場、公的企業(後述します)、ボーナス未支給の企業もあったため、やっと100社のサンプルが集まった形です。
実際のサンプルは以下。
これだけだとよく分からないので、グラフ化して傾向を見ていきたいと思います。
夏のボーナス支給日の傾向
夏のボーナス支給日の傾向です。
2019年6月~7月の時期に取ったアンケート結果が元になっています。
傾向1:支給日
ビンを週にして集計した結果が以下です。
6月2週目から徐々に増え始め、7月2週にピークを迎え、その後は急激に減少しています。
上記から、
- 6月17日近辺から徐々に支給され始める
- 7月上旬にピークを迎え、中旬以降までにほぼ支給が終わる
と言えるのではないかと思います。
傾向2:曜日
曜日については一目瞭然でした。
金曜日の支給が突出しています。
感覚的にも金曜は多い気がします。
当たり前ですが、土日祝日に支給する企業は1社もありませんでした。
傾向3:5・10日
5と10のつく日、いわゆる「5・10(ごと)日」の傾向はどうでしょうか。
結果は、
- 5・10日・・・計8日、支給社数38社
- 5・10日以外・・計92日、支給社数62社
全体の8%程度しかない5・10日に、支給日の40%近くが集中しています。
つまり、「5・10日はボーナスが支給されやすい」ということが言えると思います。
給料日も5・10日が多いですし、このへんも何となく理解できますね。
冬のボーナス支給日の傾向
次に、冬のボーナス支給日の傾向を見ていきたいと思います。
こちらは2018年11月~12月の時期に取ったアンケート結果が元になっています。
結論から言ってしまうと、傾向は夏のボーナスとほぼ一緒でしたので、図示するだけに留めたいと思います。
傾向1:支給日
11月最終週から徐々に支給社数が増え、12月2週にピークを迎えます。
12月3週に支給する企業もそこそこありますが、12月最終週になると激減します。
傾向2:曜日
夏と同じで、金曜が多いです。
土日祝日の支給が無いのも同じ。
傾向3:5・10日
- 5・10日・・・計8日、支給社数32社
- 5・10日以外・・計92日、支給社数68社
下記程ではないですが上記の通り顕著な結果でした。
全体の8%程の5・10日に、30%以上もの支給社数が固まっています。
「5・10日に支給されやすい」というのはどうやら本当のようです。
公務員のボーナス支給日は法律で決まっている
一方で、公務員のボーナス支給日は法律で決まっているため、毎年固定のようです。
- 夏:6月30日
- 冬:12月10日
当日が土日祝日だった場合は、直前の平日に支給されます。
民間企業と違って、ドキドキワクワク感が無いのが残念ですね。
ボーナス支給日はいつ?上場企業100社に実際に聞いてみた まとめ
いかがでしたでしょうか。
私も体感的に
- 6月下旬(11月下旬)~7月上旬(12月上旬)が多い
- 金曜日が多い
- 5・10日に支給される事が多い
という気はしていたのですが、実際にデータを取ってみて全体を俯瞰してみると、その感覚が正しかった事が裏付けられた気がします。
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