

小さなキーボードを使っていると、キーボード自体の横幅に自分の身体を合わせることになり、どうしても窮屈な手首の角度でキータッチする形になります。
私も長年両手首が痛くなったり、ひどい肩こりに悩まされていました。
そこで、試しに同じキーボードを2台並べて使用する「デュアルキーボード」を試してみたところ、非常に快適だったので、そのことを記事にしてみたいと思います。
本記事の信頼性

元営業という経歴を活かしながら、金融・製造・流通業のお客様を中心にAI活用コンサルや定着支援・人材育成の支援をしたり、講演や執筆活動など幅広く活動しています。
ヤエリ(@yaesuri_man)
実はIT営業としてのキャリアが長い私。
お金をかければ良いものが手に入るのは当たり前。お金と品質に厳しいお客様に揉まれてきた経験をもとに、コスパの良いガジェットやサービスをご紹介します。
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同じキーボードを2台購入し、並べて使う
「デュアルキーボード」。
名前はカッコイイものの、やっていることは至ってシンプル。
要は1台のPCに2つのキーボードを接続し、並べて同時に使うだけです。
私が使用しているのは、Lets noteとキー配列&タッチが似ている、サンワサプライの「SKB-SL18BKN」。
デュアルキーボードはこのように横に並べて使うため場所を取るので、テンキーレスのモデルがおすすめです。
PCは、Windows OSであれば特に複雑な設定は不要。
2つのキーボードをそのままUSBポートに挿せば普通に使えます。
左キーボードのShiftキーを押しながら右キーボードの文字を打つこともできますし、Caps Lockにも対応しています(片方をCaps Lockすればもう片方もそうなります)。
ただ、Macの場合はShiftキーやCaps Lockキーの左右連動ができないようです。
アプリケーションを入れる必要があるようなので、こちらのブログをご参照下さい。
ここからは、デュアルキーボードのメリットとデメリットをまとめていきます。
デュアルキーボードのメリット
まずはメリットから。
デメリットを補って余りあるくらいのメリットがあります。
姿勢が良くなり、手首痛&肩こりが軽減した
とにかくこれが一番ですね。
姿勢が良くなり、自然な手首の角度でキータイプできるので、手首痛と肩こりがだいぶ楽になりましたし、長時間仕事しても疲れなくなりました。
デメリットについても幾つか挙げていますが、それらを補って余りあるメリットです。
謎の征服感&全知全能感がある
うまく表現できませんが、両手を開放した状態でのキータッチはPCに対する謎の征服感(全知全能感)を感じることができます。
まるでモビルスーツを操作しているかのようです笑
この感覚、是非いちど味わって欲しいですね。
セパレート型のキーボードよりお手軽に試せる
実は左右セパレートタイプのキーボードはAmazonなどで普通に販売されています。
しかし調べてみればお分かりになるとおり、1セット数万円したりします。
今回私がご紹介しているモデルであれば、2台買っても数千円程度。
安価に構築することができます。
デュアルキーボードのデメリット
一応、試して感じたデメリットも記載しておきます。
場所をとる
考えれば当たり前ですが、通常の2倍の場所をとります。
できれば大きめのデスクで、今回ご紹介したテンキー無しのキーボードがおすすめです。
当然ながら、パームレストを使っている人はこちらも2つ必要になります。
写真の通り、手の角度に合わせてハの字型に置くことになりますので、パームレストもそれに合わせる形になります。
慣れるまで多少時間が必要(1時間~数時間程度)
デメリットとして書くほどでもありませんが、慣れるまでは多少の時間が必要な方もいらっしゃるかもしれません。
特にブラインドタッチをしている方で、ホームポジションの凸(FキーとJキーについている突起)を手掛かりにしている方は多少の慣れが必要です。
ただ数時間もすればすぐに使いこなせるようになると思います。
なお私の場合は初めて触った瞬間から問題なく使いこなせました(レアケースだと思いますが)。
通常のシングルキーボードやノートPCが窮屈に感じてしまうようになる
デュアルキーボードスタイルがあまりにも快適過ぎて、通常のシングルキーボードやノートPCが窮屈に感じるようになります。
会社などで急に別のキーボードを使う際に違和感を感じてしまうようになるのです。
こればっかりはしょうがないですね。
以上、いくつかデメリットも挙げさせていただきましたが、初めにご説明した通りこれらのデメリットを補って余りあるメリットがあります。
デュアルキーボードを試してみたら最高だった話 まとめ
以上、デュアルキーボードを導入してみての感想でした。
私が愛用している「サンワサプライ SKB-SL18BKN」は1つ数千円程度。
ぜひこちらで試してみてください。