タップできるもくじ
いますぐできる子供のお金教育 ~「パパ銀行」を創立した話~
よく小学校に通う子供の学校参観に参加しています。
常々思うのが、私が小学校に通っていた30年前と比較して、お金に関する教育が行われていない点は全く変わっていません。
子供にお金に関するリテラシーを持たせるためには、親が教えて上げるしかない実情。
以前メルカリで副業の練習をさせましたが、今回は「パパ銀行」を創立して、複利という考え方を教えようと考えました。
-
【子供の副業練習】小学生の息子にメルカリで副業体験をさせたら1時間で買い手がついた話
続きを見る
ポイント
お金に関する事は、学校教育では教えてくれない
「パパ銀行」利用規定
今回考えた「パパ銀行」のご利用規定は以下です。
週次金利=10%
週次金利を10%に設定しました。
日曜に100円預けたら、次の日曜には110円になっているわけです。
とんでもない優遇ですが、早く複利の効果を実感させるためにこの料率にしました。
預入・引出は毎週日曜のみ
お金の預入・引出は毎週日曜のみとしました。
預けたお金は一週間は引き出しできなくなるという制約を設けて、その間欲しいものが出てきた時に金利と天秤にかけられるようにしました。
定期預金の考え方を教えたかったのです。
預金上限=500円
この金利ですと、放っておくとどんどん利息が増えて運営が破綻してしまいます。
そのため預金の上限を500円に設定し、500円に到達したら一旦全額下ろしてもらう、というルールを設けました。
利用規定は予告なく変更の可能性あり
様々なサービスの約款を隅々まで読んでみると、必ずこの一文があります。
あまり頻繁に変更する事はありませんが、どこかのタイミングでコロッと変えてみて「こういう事も起こりうる」ということを教えてあげようと考えました。
以上を加味すると、
- 500円÷110%=約455円
を毎週預け、引き出せば、利息額が最大化される事が分かります。
最終的に子供がこれに気づいた時は、一旦パパ銀行事業は撤退し、次の新しいものを考えようと思っています。
「パパ銀行」を利用した子供の反応
早速いらないノートを用意して、通帳を作りました。
通帳の1ページ目に、忘れないように上記利用約款を記載。
子供にこのルールを伝えたところ、早速色々な事を考え始めました。
- 1週間でお金が1.1倍になるのは凄い(これは驚いていました)
- ただ、預金は1週間下ろせないので、その間に欲しいお菓子が出てきたらどうしよう
始めは100円を預けようとしましたが、1.1倍になることを考慮して500円を預けようとしました。
但し500円の上限があるので、最終的に今回はその間を取って300円を預金する事になりました。
ただ、倍々ゲームになる複利の力についてはまだ理解はしていないようでした。
いますぐできる子供のお金教育 ~「パパ銀行」を創立した話~ まとめ
とりあえず当面はこの利用規定のまま運用する予定です。
子供の反応や、面白い利用規定を思いついたら、またブログでご紹介します。
最後に、子供のお金教育に有益な書籍をいくつかご紹介させて頂きます。
いずれも評価が高く、おすすめできる内容です。
その他、ライフハック関連の記事のまとめは以下です。
-
ライフハック関連の記事まとめ
続きを見る