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真の働き方改革とは、個人に裁量(選択肢)を与えること

2019年8月13日

現在話題になっている「働き方改革」。

働き方改革法案の概要や、本当の働き方改革とは何か?について、色々思う所がありましたので記事にしてみました。

結論は表題と当記事の最後に書いていますが、真の働き方改革とは「働く個々人に裁量を与えること」ではないか?と、今は考えています。

働き方改革法案の概要

2018年6月29日に成立し、2019年4月1日に適用開始された、「働き方改革法案」。

正式名称は、「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律案要綱」です。

自分なりにまとめた記事は以下になります。

真の働き方改革とは、個人に裁量(選択肢)を与えること
働き方改革とは~働き方改革関連法の概要を簡単にまとめた~

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働き方改革法案で気になる点

法案の概要は以下の通りです。

◀スマホは左スライドで表示できます

内容 開始時期
残業時間の上限規制 大企業:2019/04
中小企業:2020/04
年5日の有給取得の義務化 2019/04
同一労働同一賃金 2020/04
高度プロフェッショナル制度の創設 2019/04
フレックスタイム制の充実 2019/04
勤務時間インターバル制度の促進 2019/04

気になる点としては、労働時間の調整・削減という点に主眼が置かれており、労働時間内の内容に関してはあまり触れられていないこと。

  • 「労働時間が削減されれば、幸せになれる」

という事が前提になっている点です。

真の働き方改革とは何か

一方で、働き方を改革するには、働く中身、すなわち労働内容を改革する必要があると考えています。

労働時間の削減も大切ですが「日中の労働時間中が楽しくて楽しくてしょうがない!」という状況になれば、これはまさに働き方改革。

一人でも多くの人が仕事を楽しめるように、その内容にメスを入れるのが良いのではないかと考えます。

真の働き方改革とは、個人に裁量(選択肢)を与えること

では「一人でも多くの人が仕事を楽しめるようにするには?」ですが、私は「個人に裁量(選択肢)を与えること」が良いのではないかと考えています。

ここまで解説してきた働き方改革法案の主体はあくまで企業。企業側に「労働者をこう扱いなさい」という指針を示しているにすぎません。

一方で、働く主役はあくまで我々、一般的な労働者なわけです。

労働する側の視点から考えてみると、

  • とにかく沢山働きたい。給料も最大化したい。
  • 出産するので時短したい。育休したい。
  • 子供が小さいため、保育園の送り迎えをしたい。病気等に備えて突発的な退社も許容して欲しい。
  • 子供が大きくなり、家に帰ってもやることがないので副業させて欲しい。
  • 親の介護があるので労働時間を最小化したい。
  • 好きな仕事をしたいので、副業を許容して欲しい。

など、性別や年代、ライフイベントごとに様々なワークスタイルニーズがあります。

これら全てについてきめ細やかな制度を作っていくのは現実的ではありませんので、いっそのことその個人に裁量を与えてしまう、性善説で進めた方がうまく行くのではないかと考えています。

一方で、裁量を渡すと仕事をサボり始める労働者も出てくると思いますので、まずは一部の労働者で実証実験を行い、少しずつ拡大していく進め方がベターだと思います。

その他、スマートに働くための記事のまとめはこちらです。

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