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【スキルアップ】楽しいサラリーマン人生を歩む方法「手に職をつける」
「手に職をつける」とよく言われますが、この意味を正確に理解することはこれから日本社会で働いていく上で非常に重要だと考えています。
既に終身雇用制度を守っていては立ち行かなくなってきている日本企業。
ある日突然、給料を下げられ、複業を推奨されたとしても、手に職がなければ動くことができません。
大企業の人事部門がどのような事を考えているかについては、以下の記事にまとめていますので、時間がありましたら是非こちらもご覧ください。
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100社の人事担当に訪問して分かった 日本の人事部 採用・評価へのAI適用
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【スキルアップ】大手企業に就職する=手に職をつける ではない
この「手に職」というのがなかなかの曲者で、日本社会でお手本とされている大企業への就職・就社が、イコール「手に職をつける」事ではありません。
例えば転職をする際に、
◯才男性
私は〇〇株式会社(超大企業)に勤めていました
と言われたら、転職先でもそれなりの期待を持たれる事が多いと思いますが、「大企業に勤めていた」という事実だけでは、価値を感じてはもらえず、転職で年収維持やアップは望めません。
水が上流から下流に流れるように、自分が元いた大企業よりも悪い待遇で、中規模の企業にしか転職することはできません。
ココがポイント
大企業への就職・就社イコール「手に職をつける」事ではない
【スキルアップ】「手に職をつける」とは、職種にコミットすること
この記事で一番言いたいのはこの点です。
「手に職をつける」とは、会社ではなく職種にコミットすること。
「職種」とは以下の例ように、具体的に自分が何をやってきたか、という具体的な職能の事です。
- 主にBtoBの領域で、年間10億以上のアカウントセールスを担当していた
- 大企業向けのシステム刷新プロジェクトで、数十人規模のSEを束ねるプロジェクトマネージャーをしていた
- pythonを使ったwebアプリケーションの開発を主に担当するエンジニアである
普段仕事をする際も、何も考えずに目の前の仕事に取り組むのではなく、
- この仕事を成就させたら、自分はどうなるか
- この仕事を完結させる事が、将来の自分にどういうメリットがあるか
ということを意識しながら、優先順位やリソース配分を考えていきましょう。
ココがポイント
「手に職をつける」とは、会社ではなく職種にコミットすること。
【スキルアップ】一方で、手に職をつけない生き方もある
一方で、「手に職をつけない」という生き方もあると思います。
よく言えばその企業におけるジェネラリスト。
悪く言えば就社。つまり会社に一生ぶら下がって生きていくわけです。
私はこの生き方を否定するつもりはありません。
例えば貴方が50代半ばで、既に定年までのカウントダウンが始まっているような場合は、このまま逃げ延びるという選択肢もあるかもしれません。
但しその場合、会社側の理不尽な要求や会社での不遇な処遇などについて、全て受け入れなくてはならなくなります。
つまり「貴方らしい生き方」ができなくなる可能性があるわけです。
これを良しとするかどうか。
これは個人の価値観によって変わると思いますが、個人的には「手に職」をつけた方が楽しいサラリーマン人生を歩めると考えています。
その他、スキルアップを狙う人向けの記事のまとめはこちらです。
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