タップできるもくじ
転職時の履歴書 気の利いた志望動機は(サンプルあり)
ネットで気の利いた志望動機を探しても、大抵は「NGな志望動機」ばかりが紹介されており、なかなか満足な答えを提示してくれている記事はありませんよね。
ここでは、面接をする立場の私が実際に「なるほど・・・」と思った中途採用者の志望動機を紹介してみたいと思います。
サンプル①実際に入りたい部門を引き合いに出す
所属したい部門が明確に決まっている際に有効です。
- 〇〇部門で、〇〇という仕事をしてみたい
- 貴社が注力している、〇〇という商品に携わってみたい
- 新設された〇〇という部門で、〇〇をやりたいと考えている
これらを志望動機として挙げるには、ネット検索などの外部情報だけでは弱いです。
実際のその企業の知り合いなどを活用して、内部の情報をかなり深掘りしないといけませんので、難易度としては高いですが、志望動機としては強力です。
サンプル②製品・サービスを引き合いに出す
特に営業職に使える志望動機。
その企業が取り扱っている製品やサービスなどを引き合いに出し「それを売ってみたい」とまとめるパターンです。
- これまでは〇〇を取り扱ってきたが、さらに規模の大きい、貴社の〇〇を取り扱ってみたい
- 業界の中で注目されている貴社の〇〇を取り扱ってみたい
- これまで私が携わってきた〇〇というスキルを活かし、〇〇というサービスに携わってみたい
ちなみに私が現在の会社に転職した際の志望動機はこれでした。
現在所属している企業のサービスがある業界の中で非常に有名となっており、純粋にそれを取り扱ってみたい、規模の大きい商談をしてみたい、という志望動機です。
サンプル③社員を引き合いに出す
かなり苦肉の策にはなりますが、その会社の社員を引き合いに出すのはどうでしょうか。
- 〇〇というセミナーで登壇していた〇〇さんの話に感銘を受け、一緒に仕事をしてみたいと思った
- 大学のOBの〇〇さんに非常にお世話になっており、貴社を志望した
- 昔一緒に仕事をしていた〇〇さんに非常にお世話になっており、この人がいる企業で働きたいと思った
より具体的な方法は以下の記事にもまとめてありますので、現在藁をも掴む状況のあなたにおすすめです。
-
【転職活動】志望動機が思い浮かばない時は、先輩社員を引き合いに出す
続きを見る
転職時の履歴書 気の利いた志望動機は まとめ
志望動機のサンプルを幾つか挙げさせていただきましたが、今所属している部署がイヤで転職を考えているあなたは、転職の前にまずは他部門への異動を考えた方が良いと思います。
会社が変わるということは、何だかんだでリスクがつきもの。
同じ会社の他部門への異動であれば、給料が大きく変わることはありませんので、環境を変えるには転職より低リスクです。
具体的な方法などは以下にまとめてありますので、是非ご一読頂けますと幸いです。
-
退職よりも低リスク。社内転職のすすめ
続きを見る
-
【出世する人の特徴】所変われば品変わる。部署が変われば評価も変わる。
続きを見る
実際に幾つかの部門に異動してみて、それでもいよいよ他の会社の方が良いとなった場合に初めて転職を考えるわけですが、その場合通常の転職サイトを使う事はおすすめできません。
転職サイトは、数多いる転職希望者と横一線で比較されてしまい、競争率が高いからです。
私のおすすめは、現在自分が仕事で関わっている仕入先(パートナー)や顧客の会社にコネ入社すること。
普段の心がけが効いてくるので即効性はありませんが、具体的な方法は以下の記事に記載していますので是非ご一読下さい。
その他、就職・転職を考えている人への記事のまとめはこちら。
-
就職・転職を考えている人向けの記事まとめ
続きを見る
転職サイトは、自分の市場価値を知るために利用する
転職サイトの有効な使い方は、まずは職務経歴を登録して、自分の市場価値を知ること。
自分の市場価値を正確に把握し、どんな求人があるか、視野を広げることから始めるのです。
いきなり求人に飛びつくと高確率で失敗します。
自分にはどんな求人があるか?どの位の年収を狙えるのか?
それらが分かったタイミングで徐々に企業を探し始める。
就労人口が減っている日本は慢性的な人手不足。求人は無数にありますので焦る必要はありません。