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明日やろうは馬鹿野郎?すぐやるべき仕事・そうでない仕事を明確に

2018年11月30日

明日やろうは馬鹿野郎?すぐやるべき仕事・そうでない仕事を明確に

明日やろうは馬鹿野郎??

これ転職前の先輩に言われた言葉なのです。

  • 明日やろう は、 馬鹿野郎 !
  • 今日できる仕事は今日やるべき!

当時、今日中にできる仕事を明日に回して怒られたものですが、この言葉は半分当たっていて半分は間違っていますよね。

頭ごなしに先輩に言われて、モヤモヤしながらも先輩の言う通りに対応していた20代の自分に向けてのアドバイスです。

結果的にそのモヤモヤした感じを大事にして欲しかったな、と、今になって思います。

すぐやるべき仕事と、そうでない仕事は明確に

仕事が発生した瞬間に、まずはその仕事の重要度と優先度を正確に見積もる必要があります。

  • 仕事の質の決め方は、重要度軸と優先度軸がある
  • 重要な仕事を先に片づけるべき

が私の考え方でして、優先度の高い仕事ばかりしていては良い結果は生まれないと考えています。

このあたりの考え方は以下の記事にまとめておりますので、お時間がありましたら是非こちらもどうぞ。

すぐやるべき仕事

すぐやるべき仕事は、例えば以下のような仕事です。

  • Yes or No の判断(返信)だけで片付く簡単なメール
  • 仮に誤った判断をしてしまったとしても、すぐリカバれる仕事

要は、数秒~数分で片づけられるようなメール返信などは、すぐその場で対応してしまうべきだと思います。

もっと言うと会社のデスクで腰を据えて対応するまでもなく、仕事の空き時間や移動中に片づけるべき仕事です。

再度引用しますが、以下の記事の中でいうと

「重要でない」かつ「緊急でない」=そもそも自分が実施すべきか?よく考えるべき領域

にあたる仕事です。

この領域の仕事については先輩のおっしゃる通り「明日やろうは馬鹿野郎!」が当てはまると思います。

さっさと片づけてしまいましょう。

すぐやるべきでない仕事

対照的に、すぐやるべきでない仕事は以下のような仕事です。

  • Yes or No だけでは片づけられないシビアな仕事
  • 誤った判断をすると、経済的な損失が大きい仕事(リカバリーが難しい仕事)

こういった仕事を脊髄反射することは危険ですので、

  • じっくり腰を据えて考える(必ずしも自席で考える必要はありませんが)
  • 時には、上長や他者の判断も仰ぐ
  • 場合によっては一緒に仕事を進めているチームメンバーの合意を得て返答する

ということが必要になってきます。

しつこく引用してしまいますが、以下の記事の中でいうと

「重要」かつ「緊急でない」=特に重要な領域、この領域に対応する時間を捻出する

にあたる仕事です。

この領域の仕事については、先輩の好きな「明日やろうは馬鹿野郎!」は当てはまらない可能性が出てくるわけです。

今日明日という時間軸ではなく、もっとじっくり腰を据えて対応をする必要があるかもしれません。

全てにおいて「明日やろうは馬鹿野郎」ではない

これは所属している業界や会社、組織によっても異なると思いますので、全てにおいてそうだ、とは言えないと思います。

但し、少なくともワンショットで数億~数十億が動くようなエンタープライズの案件を推進する場合には要注意です。

ほんのちょっとの軽率な判断が、会社やお客様から見た自分自身の評価を落としてしまう事にもつながりかねないからです。

 

「明日やろうは、馬鹿野郎」

この言葉がそのまま当てはまる業界・会社・部署もあるかもしれませんが、場合によっては注意も必要である、という点が、この記事で一番言いたかった事です。

その他、スマートに働くための記事のまとめはこちらです。

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