2019年4月19日、経団連の中西会長(現:日立製作所会長)の会見内容。
各業界に激震が走りました。
その会見内容と、我々サラリーマンが準備すべきことについて、今考えていることを書いてみたいと思います。
普段はあまり政治の事は書かないのですが、今回は頭にきてどうしても書きたくなってしまいました。
会見の要旨
経団連の中西会長は、企業が今後「終身雇用」を続けていくのは難しいと述べ、雇用システムを変えていく方向性を示した。大学側と経団連が議論した結果を、来週公表する予定。
経団連・中西宏明会長「正直言って、経済界は終身雇用なんてもう守れないと思っているんです。どうやってそういう社会のシステムを作り変えていくか、そういうことだというふうに(大学側と)お互いに理解が進んでいるので」
経団連の中西会長はこのように述べ、「人生100年時代に、一生一つの会社で働き続けるという考えから企業も学生も変わってきている」との認識を示した。
その上で、これまで日本では、4月の一括採用で入社せずに、あとから非正規で入社した場合、たとえスキルを身につけたとしても正社員に待遇で差をつけられるというケースを示し、そうした雇用システムに疑問を呈した。
経団連と大学側は、個人にとっても企業にとっても、より良い雇用のありかたについて、これまでの議論を22日に報告するという。 ※Yahooニュースより
会見について思うこと
- つくづく日本社会は、団塊世代以上に都合の良い制度で固められているなぁ
- 我々氷河期世代以下ばかりが割を食っているなぁ
です。
団塊世代が終身雇用の恩恵をフル活用し、引退前後に差し掛かったこのタイミング。
かつ、我々氷河期世代が転職しにくくなる40代に差し掛かったタイミング。
団塊世代が逃げ切れる算段がついたタイミングでのこの会見。
それもこれも、人口が多いはずの我々氷河期世代が選挙に行かないことが原因の一つなんですよね。
※ちなみに「氷河期世代」とは、2019年時点でアラフォーな我々の世代のことを指します
投票率の高い団塊世代以上の有権者の勢力に負け、政策がそっちよりになってしまっていますよね。
人口ピラミッド的には、氷河期世代以下が結託すれば、まずまずな勢力になると思うんですけどね・・・。
なんで氷河期世代以下は選挙に行かない人が多いのでしょうか。
我々サラリーマンが今できること
既にこのブログで色々書いていますが、以下のような準備ができると思います。
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端的にポイントをまとめると、
- 複数の収入を得る
- 一社から給料をもらう事へのリスクヘッジをする
です
「今から始めて間に合うのかなぁ・・・」と思った人へ
これです!!
90歳になったお婆さんの話
「こんなに長生きするなら60の時にバイオリンをやっとけばよかった!そしたらキャリア30年のプロになれたのに」
何かを始めるのに遅いという事はない