就職・転職は学生やサラリーマンの一大関心事です。
当記事をご覧になっているサラリーマンの方も、今の仕事が嫌で
・一刻も早く辞めたい
・でも収入が減るのは嫌だ
・仕事内容や環境が大幅に変わるのも嫌だ
と、転職に踏み切れないでいる方が多いのではないかと思います。
当記事では、転職先の探し方や、巡り合った転職先を末永く確保しておく方法を記載しています。
対象は転職を考えている人はもちろん、転職を考えていない人にも役立つように書いています。
タップできるもくじ
ハローワーク&リクナビいらず 転職先は仕事中に探す
結論から言ってしまうと、ハローワークやリクナビ(転職サイト)を使うのではなく、普段仕事をしている中で接する事のある他社を候補にするのです。
通常の仕事をしながら探すことができるので、時間的・精神的な負担も少ないですし、何より失敗する確率が格段に低くなります。
なお私の周りの30代後半~50代のサラリーマンは、ほぼ9割型、この方法で転職先を探し、9割以上は年収を維持・上昇させる形で転職しています。
※私の周りはできるサラリーマンが多いので、一般的な会社の場合は少し間引いて考えて下さい。
なぜ転職先の確保が重要か
具体的な話に入る前に、なぜ転職先の確保が必要か?という話をしたいと思います。
初めに書きましたが、転職先を確保することは、今は転職を考えていないサラリーマンにも有効な活動です。
なぜかというと、今の仕事に好影響を及ぼすから。に他なりません。
「その気になったらいつでも転職できる」という転職先が複数確保できている状態であれば、サラリーマン的に思い切った判断をしやすくなります。
また「つまらなかったら辞めればいいや」と物事を気楽に考える事ができるようにもなります。
要は気持ちに余裕が生まれ、仕事をする上で好循環をもたらすわけです。
ちなみに私の場合、2018年9月の時点で、いつでも私を受け入れてくれる会社を3社確保しています。
万が一今の会社で不遇な立場に置かれたり、転勤を命じられたりした場合はその中の1社に躊躇なく転職します。
ハローワークやリクナビ(転職サイト)はお勧めできない
転職先を探す際によく使われるのは、ハローワークやリクナビ等の転職サイトだと思います。
※当ブログを読んでいる層は、ハローワークのお世話になる層ではない気がしますが、SEOのために単語を入れています(笑)
基本的にこういうサイトは、以下理由からオススメできません。
スタートラインがその他大勢と一緒
まずあなたは先方企業から、職務経歴書や求人票を元に品定めをされるわけです。
あなたは無数の競合と競争しなければならないわけで、必然的に自分に合った企業に出会う確率が少なくなります。
仕事ができる人/できない人の判断は、職務経歴書や求人票だけでは分からない事は言うまでもありません。
それは企業側も良く分かっているのですが、現時点有効な施策が他に少ないため、やむをえず「職務経歴書や求人票で一旦候補者をふるいにかける」ということが続いています。
対象企業の内情を調べる機会が少ない
大手企業の場合、職務経歴書に企業がひっかかった場合、概ねそこから3~4回の面接を経て採用となります。
我々はこの3~4回の機会だけで
・入って問題無い会社か
・会社の雰囲気はどうか
・面接者が隠している裏の事情等は無いか
など、入社に際してのポイントを調査し、判断しなくてはなりません。
当たり前ですが、3~4回程度の面談、かつ限られた面接官からだけで判断できるものではありません。
企業側も、こちらを調べる機会が少ない
3~4回の面接であなたを品定めしなければならないのは企業側も同じです。
転職斡旋サイトに登録すると、たまに面接の練習に付き合ってくれたりします。
面接のためだけにブーストした、背伸びした自分を見せたところで、晴れて入社は決まったとしても、実業務時のミスマッチが発生する可能性が高くなります。
その結果、再度転職し転職を繰り返す、という悪循環に陥ってしまう人を、私は何人か見てきています。
転職斡旋サイトの担当者は親身ではない
敢えて言うのも恥ずかしくなるくらい当たり前のことですが、転職斡旋サイトの担当者は、転職させる事が商売です。
大企業ですと、転職が決定し、半年間定着したら、報酬として転職先の企業から年収の約半額が支払われるのが相場です。
そのため転職先に放り込んだ後は一切音沙汰無し。もう少しで半年経過、という5か月目後半あたりのタイミングで、様子伺いの電話が一本入る感じです。
もっと言うと、半年経過後(報酬受領後)は、逆にさっさと辞めて次の転職先にねじ込みたいわけです。その方が売り上げになりますから。
こういう立場の方が我々の人生を真面目に考えてくれるケースは少なそう、ということは、容易に想像がつくと思います。
※なお最近は「リファラル採用」という枠を設ける先進的な企業も増えてきました。
社員に知り合いを推薦させ、入社したら紹介してくれた社員に報酬を支払うわけです。
この取り組みは比較的良いですよね。
具体的に、どう確保するのか
では具体的にどうするか、です。
それは取引先パートナーとの厚い信頼関係の醸成です。
営業職、マーケティング部門の方はもちろん、仕事で社外のパートナーと接する機会はあると思います。
その際に「数多くある仕入先の一つなんだから」と偉そうに接するのは最悪です。
社内の上司や同僚、部下と同様に、パートナーの利益を最大化するにはどうすればいいか?を常に考えるわけです。
時にはパートナー会社の担当と結託して、お互いの上司に対しお互いを誉め合う「たすき掛けヨイショ」を活用すると良いと思います。
※「たすき掛けヨイショ」については、以下の記事で詳しく記載しています。
長らくパートナーと良い関係を継続していると、その会社の年収や社内の雰囲気、求人傾向などが手に取るようにわかってきます。
基本的にパートナーと接する際は「将来自分はその会社で働くかもしれない」位の意思で、最大限のおもてなしの精神で接する方が得策です。
通常、パートナーに対してそこまで厚遇する発注元担当者は少ないでしょうから、彼らからの評価を上げることはそんなに難しくは無く、彼らから三顧の礼で迎えられる可能性も出てくるわけです。
そういう会社をいくつも作っていけば、転職先の確保は難しくはありません。
まとめ
前置きが長くなってしまいましたが、結論としては「相手に感謝される」「評価される」という、人間関係の基本が非常に重要である、ということです。
基本的に相手のことを尊重するという行為は、ビジネスの場だけではなく対人関係全てにおいて活用できる有効なスキルの一つです。
普段から意識して取り組んでおいて損はありません。
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