タップできるもくじ
文系AI人材になるためのスキルとは?文系×AIで高収入を目指そう【40歳からでも間に合う】
政府も国民全体の能力の底上げを宣言している、デジタル社会の読み書きそろばん「数理・データサイエンス・AI」。
我々文系職も他人事ではなく、誰もがExcel並みにAIを使いこなす時代が到来しようとしています。
今後社会のいたる所で大きな変化が生じようとしている今、行動を起こさないこと時代がリスク。
早く始めるに越したことはありません。
どんなスキルが必要なのかチェックし、早めに準備を進めましょう。
記事を書いた人
元営業という経歴を活かしながら、金融・製造・流通業のお客様を中心にAI活用コンサルや定着支援・人材育成の支援をしたり、講演や執筆活動など幅広く活動しています。
ヤエリ(@yaesuri_man)
普段のお客様との会話の中でよく話題に出るこのテーマ。
技術畑ではないものの、長らく現場の実務に携わってきた視点は喜ばれることが多いです。
ココがポイント
早く始めるのが得!デジタル社会に生き残る文系職になろう!
スキルその①まずは前提知識
まずはAIの前提知識の習得です。
前提知識がないと、そもそも日常の商談の中で会話について行くことすらできません。
最低限、世間一般で良書と言われている簡単な書籍には目を通しておきましょう。
-
文系がAI(人工知能)を理解するためにおすすめの本6+3選
続きを見る
AI全般の知識を本格的に学びたい場合は、G検定の受験もおすすめ。
合格率が60%以上ありますので、数学や統計に詳しくない文系卒でも、しっかり勉強すれば合格は可能です。
-
G検定関連の記事まとめ(JDLA ディープラーニング ジェネラリスト検定)
続きを見る
スキルその②AI企画力の研鑽
文系AI職には、前提知識の他にもAI企画力が必要です。
実は昨今脚光を浴びているのは、「AIを作る能力」。
名だたるデータサイエンティストがアルゴリズムを駆使して日々データモデルを構築し、その精度を高めることに苦心しています。
しかしながら、実ビジネスの場においては、「AIを作る能力」だけでなく、
- どの領域にAIを適用するか考える能力(AI企画力)
- どのAIを選択するか考える能力(選択力)
も求められています。
現在はこれらを専門に行う職種が無いため、「AIを作る能力」に長けているデータサイエンティストが兼務している状況。
近い将来、これらを専門に行う職種が必ず生まれてきます。
ITの菱明期は、ごく少数の天才が、ネットワークやサーバ構築、OS・M/Wインストール、アプリケーション開発を全て担っていました。
現在はそれぞれのレイヤの専門家が生まれているのと同じことがAI浸透の際にも起こります。
「AI企画」「AIの選択」は、ソリューション営業やコンサルティング営業を行っている営業担当と親和性のある領域。
今あなたがこの領域の営業をしているとしたら、チャンスです。
スキルその③AI適用力の研鑽
「AIをどのように現場に使ってもらい、効果を出してもらうか」も大事なポイント。
仮に「このAIを利用すればROIが〇〇%出る!」ということが分かっていても、現場の担当に使ってもらえなければ意味がありません。
ここは数々の先人が頭を悩ましてきたポイント。
業務の現場は、効果が出ると言われても、胡散臭いものを使うことはしないので、必ず抵抗が起こります。
これまで新しいシステムや物品を販売し、導入したことのある営業なら、現場に使ってもらう大変さを理解しているはず。
いかに現場にAIの実力を信じてもらい、活用してもらい、成果を出してもらうか。
文系であるあなたのこれまでの経験が活きる領域です。
じつは「スキル②AI企画力の研鑽」「スキル③AI適用力の研鑽」をするには、実業務でAIを取り扱うのが一番手っ取り早いです。
まずは以下のようなAI事例集をくまなく読み込みます。
そして、
- 自社や顧客に適用できそうな事例が無いか
- 適用できそうなパッケージソフトウェアが無いか
をしらみ潰しに探すのです。
これらのスキルを磨くには、実際にAIに携わるより他はありません。
「自社のどこにAIを適用できるか」を考えるのも良いですが、やはりここは自分がAI製品を取り扱ってみるのが良いでしょう。
文系AI人材になるためのスキルとは?文系×AIで高収入を目指そう【40歳からでも間に合う】まとめ
結論としては、私がそうしたように、実際にAI製品を取り扱ってみるのが一番手っ取り早いです。
文系としてAI製品を取り扱う場合は
- 最低限、必要な用語は覚えないと商談にならない
- 「どの領域に利用するか」を訴求しないと、売れない
- 「どの位の効果があるのか」を訴求しないと、売れない
からです。
少しでも興味を持ったら、まずは自分がAI製品を顧客に提案してみましょう。
売れなければ上記のスキル不足が否応なしに認識できるはずで、習得したくなるモチベーションにもなるはずです。
今国内では、文系×AIで勝負している会社員はほとんどいないので、今がチャンスです!
「営業とAI」に関する記事は以下にまとめています。
是非こちらもどうぞ。
-
目指せ「文系AI人材」に関する記事のまとめ
続きを見る