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結局サラリーマンの平均年収っていくら?官公庁のデータを調べた
我々サラリーマンにとってはかなり気になる情報「平均年収」。
しがないサラリーマンは他にやる事も無いので
- 「平均年収〇〇万円。あなたは上位〇〇%」
というような情報を見て一喜一憂しているわけです。
実はこの世の中で「平均年収」と言われているものの情報ソースのほとんどは、毎年国税庁が発表している「民間給与実態統計調査」が元となっています。
この記事では、当調査をバイアスをかけずにご紹介してみたいと思います。
※2017年度(平成29年度)の集計結果です
国税庁調査:年齢階層別の平均給与
年齢別・男女別の平均年収は、資料のP19に記載されています。
男女ともに40代後半位まで右肩上がりで、50代前半でピークを迎え、その後は下がっていく形。
恐らく当ブログの読者層であろう20代~40代の男性会社員の世代別平均年収は以下です。
- 20代:336万円
- 30代:489万円
- 40代:599万円
うーん、かなり現実的な所を突いている感じがします。
ちなみに最も給与が高いと思われる50代前半であっても、平均すると677万円。
世間で騒がれる年収1,000万円の人材は相当少ないということですね。
国税庁調査:勤続年数別の平均給与
P20に記載されています。
30年~34年がピークです。
勤続年数30年というと、新卒大卒でその会社に入り、50代前半まで勤めている状態。
まだまだ日本は終身雇用制である事がうかがえます。
転職会社「doda」の独自調査結果
その一方で、転職会社のdodaが自社で調べた年代別の平均年収を公開してくれています。
これによると
- 20代:367万円
- 30代:487万円
- 40代:583万円
とのこと。
通常転職会社は「一般的には給与は(貴方のところより)高い。だから転職するべき!」という論調で来るかなと思ったのですが、意外と現実的な所を突いてくる感じですね・・・。
国税庁の調査とニアイコールだった点が意外でした。
結局サラリーマンの平均年収っていくら?官公庁のデータを調べた まとめ
結論として、当ブログの読者層であろう20代~40代の男性会社員の世代別平均年収は以下の結果でした。
- 20代:336万円
- 30代:489万円
- 40代:599万円
もちろん、これは業種職種の平均です。
実は業種ごとの平均年収格差は最大で3倍以上もの開きがあるという発表資料もある位、業種によって異なります。
詳細については以下のエントリーに記載しておりますので、ご興味のある方は是非こちらもご覧ください。
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