なんとなくSEO対策をしてみたらかなりの効果が出てしまいました。
実際に行ったことを記事にしてみたいと思います。
2月にサーチコンソールによる表題の見直しをして今検証したら、
・クリック数:2,450%
・表示回数:3,269%
・掲載順位:5.2位上昇(1ページ目)という出木杉な結果になった^q^
これが対策の結果によるものかは不明だけど嬉しい😊
— 八重洲リーマン@ワクワク働く会社員 (@ikesala) 2019年4月22日
タップできるもくじ
実際に効果のあった無料SEO対策「伸びしろ」のある過去記事の探し方
大まかな流れは以下です。
step
1自分のサイトがどんなキーワードで検索されているかを調べる
step
2キーワードを検証し「伸びしろ」のある過去記事を探す
step
3キーワードを元に記事タイトルを修正する
具体的には「検索表示されているにもかかわらず、クリックされない記事を突き止めて対策する」です。
ココがポイント
クリックされない「惜しい」過去記事を探して対策しよう!
自分のサイトがどんなキーワードで検索されているか調べる
まずは、自分の記事がどんなキーワードで検索されているのかを調べます。
検索されているキーワードのダウンロード
Googleのサーチコンソールを使います。
画面左側のメニュー「検索パフォーマンス」をクリックします。
「検索パフォーマンス」と、画面下部に「クエリ(検索ワード)」が表示されますので、結果をcsvファイルとしてダウンロードします。
文字化けの解消
ダウンロードしたcsvファイルをそのまま開くと、文字化けしてしまっています。
そんな時は、一旦csvファイルを閉じて、メモ帳で開き直します。
デスクトップを右クリックして、メモ帳(テキスト ドキュメント)を新規作成します。
メモ帳を開いて、ダウンロードしたcsvファイルを開いたメモ帳内にドラッグ&ドロップします。
そうすると、文字化けせずに開くことができます。
※以下の画像はモザイクをかけているので文字化けしているようにも見えますが、実際には日本語がちゃんと表示されています。
ファイルメニューから「上書き保存」します。
改めてcsvファイルを開くと、文字化けせずに開けるはずです。
csvファイルを開いた後、「Excelブック(*.xlsx)」として保存すれば、色付けするなどができるようになります。
キーワードを検証し「伸びしろ」のある過去記事を探す
デフォルトでは「クリック数」での降順になっているので、「表示回数」の降順に並べ替えます。
Excelメニューの「データ」タブを選択します。
「並べ替え」を選択します。
「並べ替え」のメニューが開きます。
- 「最優先されるキー」を「表示回数」
- 「順序」を「大きい順」
にし、「ok」します。
表示回数の降順で並び替えることができました。
注目すべきは、表示回数とCTR(クリック率)
ここで、各項目の意味を解説してみます。
列名 | 意味 |
---|---|
検索キーワード | あなたのサイトにたどり着いたユーザが検索した文字列 |
クリック数 | 検索結果をクリックされた回数 |
表示回数 | 検索結果として、あなたのサイトの表題とサマリが表示された回数 |
CTR | クリック数を表示回数で割ったもの(%) |
掲載順位 | 検索されたキーワードに対するあなたのサイトの検索結果順位 |
注目したいのが「表示回数が多くCTRが少ない」キーワードで検索されているページです。
頻繁に検索結果に表示されているにも関わらず、クリックしてもらえていない記事を探すのです。
検索順位を上げるのはかなりテクニックが要る(そもそもGoogleのアルゴリズムなので、テクニックだけでどうこうなる問題ではない)のですが、タイトルを変えるだけであれば誰にでもできます。
ここで私のサイトの情報をもう一度見てみましょう。
検索キーワードから推測し、同じ記事が表示されているであろうものを色分けしました。
※例えば、同じピンク色は、同じ1つの記事 を表しています。
上記の例の場合、伸びしろがあるのはが黄色の記事です。
一番上の行を見れば理由は明らかですが、指定期間中7,000回以上検索結果にタイトルが表示されているにも関わらず、51回しかクリックされていないからです(CTR=0.72%)。
黄色については他の行(他の検索キーワード)についても、比較的表示はされているもののCTRが軒並み1%以下となっています。
こういうページは、表題の改善でPVも改善する可能性が高いです。
逆に頭打ちなのは、青やピンクの記事。
キーワードによっては20%近いCTRを叩き出しており、かつ検索順位も一桁台。
こういった記事は変にいじって検索順位を落とす(CTRを減らす)よりも、そっとそのままにしておきましょう。
キーワードを元に記事のタイトルを修正する
「黄色のページがPVの伸びしろがある」という事が分かった後はタイトルを修正するわけですが、これにはベストプラクティスは無いと思います。
何故なら、クリックするのはあくまで人間だからです(人間が押したくなるかどうか、による)。
一つだけ解としては、実際にそのワードで検索してみて、自分より順位が上のブログのタイトルを参考にするのは良いと思います。
実際に私もそうしました。
検索する際は、Google Chromeの「シークレットウィンドウ」で検索することを忘れずに。
通常Chromeだと検索結果が自分に最適化されるので、正しい順位ではありません。
Chromeの「シークレットウィンドウ」は画面右上のメニューから開けます。
実際に効果のあった無料SEO対策「伸びしろ」のある過去記事の探し方 まとめ
記事執筆タイミングも、その他のページを色々検証しながらPDCAを回しています。
この世の中には、ブログ規模から考えるとほぼ無限とも思える閲覧者がいるわけで、対策をやればやるほど、PVが増える事を実感して面白いんですよね。
皆さんも是非、
- どんな対策を取ったか
- その結果どうだったか
という、仮説と検証の履歴を残しておくことをおすすめします。
自分の仮説がバッチリ当たってPVが増える様を見るのは楽しいですよ!
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