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厳選 働き方改革の事例が豊富な本をまとめてみる
昨今話題となっている「働き方改革」。
2019年4月に法案が施行され、いよいよ本格展開という状況の中、これまで私が読んだ働き方改革関連の書籍をまとめてみたいと思います。
今現在、世間一般でどのような動きがあるか、まずはざっくりと概要を抑える意味では、上の2冊のみで問題ありません。
いずれもAmazonの評価も高く、おすすめできる一冊です。
ワークスタイル変革 (労政時報選書)
デロイトトーマツの方が書かれている本です。
SCSKやサトーグループ、ネットワンシステムズ、リコー、味の素、ANAといった具体的な企業の働き方改革の事例を元に、
- そもそも働き方改革とは何か
- 何が必要で、何が不要なのか
- 具体的にはどのような事例があるか
について紹介されています。
「デロイトトーマツ社は上記企業と実際にコンサル契約を結んでいるのでは?」
と思う位、詳細に記載がされており、大変参考になります。
働き方改革 生産性とモチベーションが上がる事例20社
この界隈では最も有名な、(株)ワーク・ライフバランス代表取締役社長であり二児の母でもある小室淑恵さんの書籍です。
文科省の中央教育審議会委員に就任された経験を活かし、政府が働き方改革法案を検討するに至った背景や、具体的な改革事例について、民間企業だけでなく官公庁の取り組みまでもが紹介されており、大変参考になります。
番外編:個人で始める働き方改革
ここまでは世間一般の働き方改革の最新事例を理解するための本を紹介させて頂きました。
一方で働き方改革とは、企業に環境を与えられるものではなく、個人個人が意識して取り組み、初めて実現できる事ではないかと思います。
というわけで、ここからは「個人でできる働き方改革」に有益となる書籍の紹介です。
働きアリからの脱出 個人で始める働き方改革 (集英社ビジネス書)
元マイクロソフトの執行役員の方の書籍です。
500社の企業の働き方改革を支援してきたという著者が、個人でできる働き方改革について述べています。
特に「人生100年時代」「週休3日が当たり前になる」というあたりは、読んでいて少し怖くなります。
ちなみに私はこの本に後押しされて、真面目に副業を考え始めました。
自分らしく働く パラレルキャリアのつくり方
パラレルワークを実践している著者の体験と、22名のパラレルワーカーへのインタビューを通して、パラレルキャリアを築くとはどういうことか、どうすれば始められるのか、軌道に乗せることができるのかについて、考え方とともに実践的なノウハウが記載されています。
「イマイチ副業に踏み切れない」という人におすすめです。
働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法 (ちくま新書)
誰よりも働きマンだったという著者が、「働き方改革とは?」的な硬い内容ではなく、一個人として幸せに生きる為にはどう働き方改革すべきかを解説しています。
個人の働き方を変える事が、自分や家族、友達や社会に対してどのような好影響を及ぼすか?そんな内容がまとめられていました。
厳選 働き方改革の事例が豊富な本をまとめてみる まとめ
上記全ての本に共通することは、企業や自分自身に対して働き方改革を適用・推進している人は、強い当事者意識を持っているという点です。
働き方改革は、企業側から環境を与えられるものではなく
- 自分自身が変わる
- 変わり続ける
という、内なる改革が必要なのではないか、と何となく考えています。
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