学生時代~新卒当時の自分が考えていたサラリーマン像と、実際に社会人になってからのサラリーマン像は大きく違いました。
当時から今の自分の考えを持っていたらもっと早く面白い人生を歩めたのではないかと、今頃になって少し後悔をしています。
当時の自分に向けてアドバイスしたい事を記事にしてみました。
タップできるもくじ
【出世する人の特徴】仕事ができるサラリーマンが評価されるとは限らない
「自分はアイツより仕事ができる。なのに何でアイツのほうが早く出世するんだ!?」
「この人、人間的にも仕事能力も本当に素晴らしいのに、なぜ出世できないのだろう?」
誰も教えてくれない事ですが、サラリーマン社会では「仕事ができる」と「組織で評価される」の間には少しだけギャップがあります。
学生時代は尺度が明確で、テストの点が良ければその分評価されるので、上記に気づくのに時間がかかるのですよね。
逆に早い段階でこれに気づいている人間は相当めざとい、仕事ができるタイプです。
ちなみにサラリーマンは、上に行けば行くほど管理する人間の頭数が増えていきますので、一人一人にまで目が行き届かなくなります。
加えて人間は、他社のアラはすぐ気づきますが、良い所は気づかない生き物です。
いくら仕事で成果を出しても、それがそのまま上の人に理解されるかどうかは分からないわけです。
入社当時の自分は「自分はアイツより仕事ができる。なのに何でアイツのほうが早く出世するんだ!?」と考えていました。
当時の自分の首根っこを掴んで、以下の記事を読ませたいです。
テレビドラマ 理想と現実とのギャップ
妻がテレビドラマが好きなのでたまに一緒に観るのですが、テレビドラマに出てくるサラリーマンにフォーカスが当たる点は、仕事内容そのものでしかありません。
一つの仕事をいかに頑張って(ある意味綺麗に)進め、達成するか?のみです。
達成した後にフォーカスが当たる事はありません。
何故なら、達成した後にやらなければいけないことは、あざとく、ある意味汚く、「清く正しくひたむきに」を好む日本人向けではないからです。
自身のリソースを目の前の仕事を達成することだけに費やす(仕事が完了した後に、「評価される」という所の手を抜く)のは、テレビの影響もあるのかもしれません。
一生懸命仕事をする。仕事がうまくいった。その後がある
一生懸命仕事をして、仕事が完了した、うまくいった後にやらなければいけないことは、その結果(価値)をいかに最大化するかです。
もう少し噛み砕くと、価値ある仕事の成果を、自分の評価者に最大限うまく報告をして、「自身への評価」を得るわけです。
これを怠ってしまうと、自分の評価者がその仕事の価値を正しく理解できず、仕事をした事自体が徒労に終わってしまう事があります。
もちろん「私は仕今の自分の仕事が大好きだ。上にどう評価されようと関係無い」と考える人はそれで結構です。
私の考え方は「仕事に携わったメンバーは、自分も含めて最大限評価されるべき」です。
「携わったメンバー」には、仕事に協力してくれた上司や同僚、部下だけでなく、社外の協力者や顧客も含みます。
仕事に協力してくれた全ての関係者が所属する組織から最大限評価され、給料が上がる、役職が上がる、など、個人にメリットがある事が嬉しいと思うからです。
チームの評価を最大化させる方法の一つは以下の記事に記載していますので、もし興味があったらこちらもどうぞ。
評価されることの重要性
サラリーマンにとってこれは言うまでもないですよね。
評価されることは、長い目で見たら「役職が上がる≒給料が増える」につながりますし、役職が上がったらさらに大きい仕事ができるチャンスが出てくるわけです。
更に組織から評価されている人は、多少何かあっても大目に見てもらえる可能性があり、リスクヘッジにもなるわけです。
もっと根源的な話を言うと、人間は本能的に承認欲求を持っていますので、周囲の人から評価された方が、評価されないより楽しいです。
【出世する人の特徴】仕事ができるサラリーマンが評価されるとは限らない まとめ
この記事で言いたいことは以下です。
- 仕事ができる人=評価される人 ではないのは当たり前
- 組織から最大限評価されるにはどうすれば良いか?を考える事にもリソースを費やすべき
上の方でも記載しましたが、自身が達成した仕事の成果を最大化する報告の方法を以下の記事で記載しています。
是非試してみて下さい。
その他、出世で上を目指したい人への記事のまとめはこちらです。
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