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電動昇降デスク「FlexiSpot E3」を組み立てた
話題の電動昇降デスク「FlexiSpot E3」を購入しました。
実際に組み立ててみて、説明書よりも効率の良いやり方が分かりましたのでご紹介します。
記事を書いた人
元営業という経歴を活かしながら、金融・製造・流通業のお客様を中心にAI活用コンサルや定着支援・人材育成の支援をしたり、講演や執筆活動など幅広く活動しています。
ヤエリ(@yaesuri_man)
実はIT営業としてのキャリアも長いです。
お金をかければ良いものが手に入るのは当たり前。お金と品質に厳しいお客様に揉まれてきた経験をもとに、コスパの良いガジェットやサービスをご紹介します。
こんな方におすすめ
- FlexiSpotに興味を持っているものの、組み立てられるか心配
- 一人で組み立てられるか心配
- どんな道具が必要なのか知りたい
結論
・2人だと安心。男性なら1人でもギリギリ大丈夫です
・電動ドリルが必要です
・別売のキャスターがあると便利です
今回は、FlexiSpotの脚部分のみを購入し、天板は元々使っていたもの(120cm×60cm)を流用しました。
ニトリやIKEAでも安く売っているので、天板をお探しの方はチェックすると良いでしょう。
組み立てに使った電動ドリルと別売のキャスターをご紹介します。
天板と合わせると50kg近い重さのFlexiSpotですが、足裏にキャスターを取り付けておけば、設置場所での微調整や掃除をする際などに簡単に移動できるのでおすすめです。
キャスターを付けるほど頻繁には動かさない(たまに動かす程度)という方は、こちらの「カグスベール」がおすすめ。
キャスターほどではないものの、割と軽く動かすことができます。
我が家には数台のFlexispotがあり、キャスターとカグスベールを使い分けています。
開封
FlexiSpot E3はこんな荷姿で届きます。
長さは約115cm、重さは36kg近くありますので、玄関から作業場所まで移動するのも一苦労・・・
私は設置する部屋のベランダで開梱しました。
組み立て後に移動するのは大変なので、設置する部屋で組み立てるのがベターです。
横のロゴが読める状態(方向)にして、上から開けて部品を取り出していきます。
説明書を見ながら、部品が揃っているかチェックしましょう。
また事前準備として以下をやっておくと良いでしょう。
- 作業用スペースの確保
- 床を傷つけないために使わなくなった毛布などを敷く
- 掃除機の用意(天板への穴あけ・ネジ締めの際に木クズが出ます)
ステップ1:脚部分の取り付け
まずはこちら。脚部分をビーム(梁)に取り付けていきます。
両部品の穴がガコッと合うようになっていますので、センシティブな位置合わせは必要ありません。
両脚をビーム(梁)にはめたら、そのまま慎重に立てていきましょう。
ネジ締めされておらず不安定な状態なので、くれぐれも慎重に。
ここではネジ「C」と、一方がプラスドライバーになっている六角レンチ「E」を使用し、左右4か所ずつ、計8か所をネジ締めします。
立てる時だけ気をつければ、他は特に悩むところは無いと思います。
ステップ2:サポートプレートの取り付け
続いて、天板を支えるサポートプレートを両脚の上に取り付けていきます。
ここで使うのも、先ほどと同じネジ「C」と、一方がプラスドライバーになっている六角レンチ「E」です。
左右2か所ずつ、計4か所をネジ締めします。
ステップ3:天板の取り付け
取扱説明書上は、ここで足部分(部品1と2)を取り付けるようになっていますが、少しだけ順番を変えて、天板を取り付けていきます。
※取り扱い説明書上のステップは「4」です
足部分を取り付けてしまうと次の工程を進めるときに邪魔になりますし、天板を付けた後ひっくり返す時に重くなってしまいます。
ちなみに私のように120cm×60cmの天板を取り付ける方は、説明書に書いてあるようなビーム(梁)の長さ調整は不要です。
以下のようにそのまま取り付けられます。
まずは固定位置を決めましょう。
ビーム(梁)と脚部分にかなりの重量があり安定しているので、ミリ単位の微調整が可能です。是非ピッタリと合わせて下さい。
固定位置が決まったら、いよいよこの電動ドリルを使って天板をネジ締めします。
今回使う穴あけドリルとドライバーは写真左の通り。
キリは上でご紹介した電動ドリル内にも入っていますし、100均で買ったものでも構いません。最悪、無くても大丈夫。
穴あけドリルはそのまま使うと穴が深くなり過ぎてしまうので、写真右のようにネジ「B」の長さに合わせてテープを巻いておくと良いでしょう。
こんな感じで、どんどんやっていきましょう。
各脚の両足(前後)に4か所ずつ。ビーム(梁)の真ん中部分に4か所。計20か所をねじ止めします。
これら全てを手で絞めるとなると相当大変です。
この苦労が2,000円ちょっとの電動ドリルで買えますので、必ず用意しましょう。
終わったら、同じ段取りでコントロールパネルを取り付けます。
コントロールパネルについては、左右どちら側でも大丈夫です。
私の場合、普段の室内の動線が向かって右側に集中しているので、上記のように向かって左側に付けました。
ステップ4:電子機器の取り付け
天板とコントロールパネルを取り付けたら、次は配線です。
両脚とコントロールパネル、電源ケーブルを、コントローラー(黒い箱)に取り付けます。
いずれも、差込口の形状が全く違いますので、間違って取り付けることはありません。
また説明書上はコントローラー(黒い箱)を天板にねじ止めするようになっていますが、こちらはケーブルカバーを取り付けますので不要です。
天板に余計な穴は開けたくないですしね。
ステップ5:試運転
ここまで完了したら、電源コードをコンセントに繋いで試運転してみましょう。
昇降音も参考にして下さい。
ステップ6:ケーブルカバーの取り付け
最後にケーブルカバーを取り付けます。
手で回せるネジになりますので、簡単です。
説明書や余った部品もここに入れておきましょう。
ステップ7:足の取り付け
最後に足部分を取り付けます。
順番が前後してしまいましたが、説明書上のステップ番号は3です。
片側がドライバーになっている六角レンチを使って、Aのネジを締めていきます。
以上で全ての工程が完了となります。
あらかじめ購入しておいたキャスターかカグスベールを取り付けることを忘れずに。
この状態から起こすわけですが、これが一人だと本当に大変です。
男性の方であれば、転がすように反転させればなんとか大丈夫。ただ脚に負担がかかりそうな気がしたので、私は妻に協力してもらいました。
完成!
完成です!
期待通り、非常にスムーズな昇降。
コントロールパネルは説明書を見なくても操作できます。簡単です。
「▲」「▼」で上下に昇降させると、左側のデジタル部分にミリ単位で高さが表示されます。
ちょうど良い高さにしたら、「M」を長押しし、1~3の好きな数字を押しますと、その番号に高さが記録されます。
以降はその番号を押せばその高さになります。
電動昇降デスク「FlexiSpot E3」を組み立てた まとめ
以上です。
結論とは冒頭で説明した通り。
結論
・2人だと安心。男性なら1人でもギリギリ大丈夫です
・電動ドリルとキャスター(またはカグスベール)を用意しましょう
ご参考になれば幸いです。