「その組織にとって必要な人材」になることができれば、サラリーマンとしての自分の価値が向上し、楽しく仕事できると思います。
今回は、そんな「組織にとって必要な人材」とは何か?そんな人材になるにはどうすれば良いか?を記事にしてみたいと思います。
思えば20代の私は、お客様からの評価が絶対と考え、上司を含む社内の人からの評価は特に気にしていませんでした。
そんな過去の私へのアドバイス記事となります。
ココがポイント
「組織にとって必要とされる人材」を目指そう
タップできるもくじ
なぜか職務裁量をもらえる非公式ポジションが存在する
- なぜ、あの人だけは上司に怒られないのだろう?
- なぜ、あの人は特別扱いなのだろう?
- なぜ、あの人が頼むとみんな言う事を聞いてくれるのだろう?
というような事を感じた事は無いでしょうか。
余程の若手でなければ多くの方がお気づきと思いますが、組織内には「役職に関係無く、なぜか職務裁量をもらえる非公式ポジション」が存在します。
個人に与えられる職務裁量権は、役職が上がるにつれて増えると思われがちです(実際、リンクはしています)。
しかし、役職の割には裁量権を与えられているという、異常値とも言える非公式ポジションが存在するのです。
その「役職の割に裁量権を与えらえている人」こそが、組織にとって必要とされている人材と言えます。
ココがポイント
「なぜか裁量をもらえるポジション」の存在に気づこう
「組織にとって必要とされる人材」の例
組織にとって必要とされる人材は、業種や企業、組織によって異なります。
そんな中、あえて一例を挙げるとすると、以下のような人材です。
- 職務能力が飛び抜けている人材
- 周囲の社員が持っていないような、特殊技能を持っている人材
- 繋がりの薄い他部署とのハブとなる人材(大企業限定)
- 稀有なアイデアを次々と生み出す人材
- 難解な新規事業に携わっている人材
要は
「上司から見て、仮に特別扱いしても周囲から文句を言われない存在」
です。
上司だって人間、なるべく楽はしたいもの。
能力のある社員にはなるべく多くの権限を与えて、働いてもらった方が自分も楽ですし、成功すればその社員もチームも、上司たる自分自身の評価も上がります。
一方で、単に特定の人材だけに権限を与えるのは単なるひいきに見られますから、周囲から見て「アイツなら特別扱いされてもしょうがない」と思われる程の何かを身につける必要があります。
「組織にとって必要とされる人材」になるには?
色々な方向性がありますので、一概に"こうすれば良い"というベストプラクティスは存在しません。
また「職務能力が飛び抜けている」や「特殊技能を持っている」、「アイデアを次々と生み出す」などは、学歴や社歴などもありますので、今から対応を開始しても結果が出るまでに時間がかかります。
そんな中で一つの現実的な解としては「旬の得意技を持つこと」ではないかと思います。
その業界や企業、組織の中で、旬となる技能が存在すると思います。
一方で旬が巡ってきた技能は、誰も手を付けていないので、簡単な勉強だけで知見者になれる可能性があります。
具体的な方法は以下の記事に記載していますので、こちらも是非読んでみて下さい。
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【出世する人の特徴】「旬」の得意技を持とう
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注意点:誰でも出来る仕事を属人化&独占するのはNG
最後に一点だけ。
よく、誰でもできる仕事を自分一人で独占することで、自分の価値を上げようとする人を見かけますが、これはNG行動です。
一般的な民間企業であれば、売上増大/コスト削減 のどちらかがミッションとなるため、一人の人間がいつまでも同じ仕事を続けることは、組織の成長に影響します。
ルーチンワークを中心に、仕事はどんどんマニュアル化し、部下に任せる。そうすることで、自分は更に上の仕事をする。
これをやらないと、高年収の人材が簡単な仕事を行っている、などのアンバランスが生まれ、ひいては不平不満の温床、組織力の低下につながってしまいます。
その他、スマートに働くための記事のまとめはこちらです。
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