web会議での商談が一般的になった昨今、リアルでの名刺交換の文化はだんだん無くなりつつあります。
毎年大量の名刺を交換して管理が大変だったのに、今年はほとんど名刺交換をしていない、という営業マンも多いのではないでしょうか。
その代わりに増えてきたのが、web会議の場で行うオンライン名刺交換。
名刺をバーチャル背景にするための画像を作成してくれるサービスを幾つか紹介してみたいと思います。
なお私のおすすめは、デザインが良く「powered by ~」の表記が入らない「バーチャル名刺背景ジェネレーター」です。
理由は本編で説明します。
タップできるもくじ
なぜ「バーチャル名刺背景」が良いのか
ご存知の方も多いと思いますが、EightやSansanなどの名刺交換サービスに登録しておけば、相手が同じサービスを使っていればURLを取り交わすことで名刺交換が可能です。
しかしこの方法では、
- 相手がEightを使用していないと名刺交換できない
- Sansanについては、契約法人(会社)がオンライン名刺交換サービスを契約してくれないと使えない
といった課題があります。
ですので、バーチャル背景に名刺を表示させておくのが一番シンプルで、相手から見て楽なのです。
バーチャル名刺背景作成サービスとは
ここでいう「バーチャル名刺背景作成サービス」は、オンライン上で名前や所属企業、部署名や電話番号を打ち込めばば、それを元にバーチャル背景を生成してくれるものを指すことにします。
ご存知の通り、Eightにもバーチャル背景作成サービスはあります。
ですが絵柄が少なく他の方と被る可能性があるため、オリジナルなものを作りたい、という人向けのまとめになります。
【完全無料】zoom用バーチャル名刺背景を作成するサービス5選
ここからは、そんなバーチャル名刺背景を作成してくれるサービスをご紹介します。
バーチャル名刺背景 ジェネレーター | zooome | ふるさとメイシー | VBM | デジタル名刺 | |
---|---|---|---|---|---|
背景画像数 | 4 | 5 | 約200 | 0 | 500以上 |
画像アップロード | ○ | ○ | ○ | ー | ○ |
名前(英字) | ○ | ○ | ー | ○ | ※フリー |
SNS | ○ | ○ | ー | ○ | ※フリー |
フリーテキスト | ー | ○ | ー | ー | ○ |
QRコード | ○ ※SNS URLから 自動生成 | ○ | ○ | ○ ※SNS URLから 自動生成 | ※フリー |
オリジナルロゴ掲載 | ○ | ー | ー | ○ | ※フリー |
レイアウト変更 | ー | ー | ー | ー | ○ |
フォント変更 | ○ ※3パターン | ー | ー | ー | ※フリー |
powered by | なし | あり | あり | あり | なし |
特徴 | シンプルでデザイン良く 一番おすすめ | 2番目におすすめ | 市区町村名が 入るのがポイント | 無料版では背景画像を設定できないのが残念 | 印刷用名刺そのもの 背景には合わない |
※比較表上は、名前や会社名、部署名、電話番号など、必須項目の掲載可否の表記は除きます(これらはどのサービスも掲載可能です)
バーチャル名刺背景ジェネレーター
Webコンテンツ作成会社である「キッズプレート」がリリースするバーチャル名刺背景作成サービス。
twitterやfacebook、instergramなど、QRコードをたくさん生成し貼り付けることができる点が特徴です。
また会社名についてはテキスト入力するわけではなく、ロゴ画像をアップロードする形となります。
(名刺左上の「KID'S PLATES」とある所に表示されます)
Powered by(この名刺画像は○○で作りました)が表示されないのが嬉しいところ。
完成したバーチャル名刺背景はこんなイメージです。
zooome
「zooome」は東京・中目黒にあるWeb制作会社である「株式会社クリップ」がリリースしているサービスです。
厳選された5枚の背景画像や自分の好きな画像を使って、簡単にバーチャル名刺背景を作ることが可能。
さすがWeb制作会社だけあって、選択できる画像がどれもオシャレですね。
実際の名刺作成画面はこちら。
社名や部署名を入力すると、画面中央のプレビューに即時に反映されるので分かりやすいです。
また全角100文字のフリーテキストスペースがありますので、取得した資格情報などを記載することも可能。
完成したバーチャル名刺背景がこちらです。
ふるさとメイシー
(株)イーハイブという会社が提供している「ふるさとメイシー」というサービス。
「地域応援オンライン名刺付 バーチャル背景メイカー」と言われる通り、各自治体から提供を受けた写真を元にバーチャル名刺背景を作ることができます。
名刺の中には「写真提供:京都市」というふうに提供自治体の名前入りますので、同時にその自治体の宣伝をできるわけです。
記事作成時点で、38市区町村、約200枚の背景が掲載されていました。
完成したバーチャル名刺背景がこちら。
VBM(バーチャル背景作成ツール)
大阪に本社のある企業「オンデマオ」がリリースする「VBM」というサービス。
「印刷サービス」が事業柱の一つになっているようで、名刺印刷への本気度が伺えます。
バーチャル名刺背景作成の画面はこちら。
メールやtwitterだけでなく、youtubeなども選べる点がポイントのサービスです。
残念なのは、無料版では背景画像を設定できないのと、画面左下に大きく「powered by オンデオマ」と出てしまう点。このまま使用するのはちょっとカッコ悪いかもしれません。
実際に背景にしてみました。
デジタル名刺
最後はこちら「デジタル名刺」のバーチャル名刺背景作成サービス。
といってもこれまで紹介したようなバーチャル背景を生成するサービスではなく、通常の名刺印刷会社の、名刺発注画面(プレビュー機能)を使っているだけのサービスです。
要は、オンラインで名刺を発注する際にその出来栄えを印刷プレビューすると思いますが、その画面をバーチャル名刺背景として使えますよ、というだけ。
ですので、あらかじめ準備されている名刺テンプレート数としてはダントツではあるものの、「バーチャル名刺背景を無料で作ろう」という今回の記事の主旨にはちょっとそぐわないです。
実際の名刺作成画面は以下の通り。
今後は「Googleで名前検索」が名刺代わりになる?
これは私見ですが、だんだん相手の所属企業や部署名を気にするのではなく、相手の名前をGoogleで検索することが一般的になると考えています。
なぜそう考えるか、気になる方は以下の記事をご覧いただければ幸いです。
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【人脈を広げる】サラリーマンは積極的にweb上に名前を出していくべき
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【人脈を広げる】web上に自分の名前を刻もう
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【完全無料】zoom用バーチャル名刺背景を作成するサービス5選 まとめ
冒頭にもご説明した通り、私のおすすめは「バーチャル名刺背景ジェネレーター」です。
是非こちらのサービスを使って、オリジナルなバーチャル名刺背景を作ってみてください。