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年収600万の割合は8.3%。手取り440万。これ以上もらうと貧乏になる
プレジデント社のビジネス誌「プレジデント」は、雑誌で組まれた特集の内容が、しばらくすると「プレジデントオンライン」というwebサイトに掲載されます。
以下は一年ほど前に雑誌で組まれていた特集なのですが、これを読んで色々思う所があったので、記事にしてみたいと思います。
これ、残念ながら、私の実体験からしても本当にそうでした。
色々注意点を交えながら自分の経験を記載してみたいと思います。
ココがポイント
「年収〇〇万円」という肩書が、人を勘違いさせます
年収600万円の割合は全体の8.3%
リクナビNEXTが、国税庁の「民間給与実態統計調査(平成28年)」のデータを分かりやすくまとめてくれています。
これによると、正規雇用で働く年収600万円台の会社員は全体の8.3%(男性は10.2%、女性は4.2%)とのことです。
ここにはアンケートも記載されていて、収入の満足度については、「とても満足」「満足」「特に不満は無い」を合わせると、実に70%にもなります。
ココがポイント
年収600万の人の2/3以上が「収入には不満が無い」と考えている
年収600万円でも、手取りは439万円
当たり前ですが、年収と手取りは異なります。
年収から税金や社会保険などが天引きされるからです。
以下は「平均年収.jp」のサイトの記事ですが、これによると年収600万円の人の手取り額は、439万円だそうです。
ボーナスを含む数字なので何とも言えませんが、12か月で平均すると月々36.5万円です。
ココがポイント
(当たり前ですが)年収が高くても、実際の手取りはそれより少ない
年収600万円帯は、お金持ちと勘違いし散財してしまいがちな層
年収600万円帯の人は、余程気をつけていないと、正規雇用全体の2.2%というレア度から、自分が世間一般の平均年収帯と比較しお金持ち層になったと勘違いしてしまい、散財してしまいがちになります。
身の丈に合わない外車を購入したり、限度一杯の住宅ローンを頭金無し35年ローンで組んでしまったり・・・
特に注意なのが、転職などで急激に年収が増えた人です。
小金を持つことに対する免疫がありませんから、増えた分を浪費してしまいがちになります。
ちなみに私自身がまさにこのパターンです。
ただ私の場合は外車などの贅沢品を購入したわけではありません。
食材を中心とする身の回りの全てのモノを少しずつレベルアップさせてしまい、それによって散財のクセがついてしまった感じです。
一度品質の良さを知ってしまうと、それが当たり前になってしまい、グレードを下げることが難しくなります。
しかもこの場合、外車と違って目に見える形に残っているわけでもない。
最悪パターンです。
ココがポイント
手取りは多くないのに、「年収600万円」という希少性がお金持ちになったと勘違いさせ、散財に導く
最強は、高給サラリーマン×ミニマリスト
最近「ミニマリスト」というライフスタイルが注目されていますが、世間一般のサラリーマンにとっては、「高給取りサラリーマン×ミニマリスト」というライフスタイルがベストではないかと思います。
どんなに急に可処分所得が増えたとしても、「ミニマリスト」として、必要最低限のライフスタイルを継続する。
これによって給与所得の散財を防ぎ、貯金や投資、自己投資にお金を回せるわけです。
※関連記事は以下です
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意外と大変、年収1000万のおサイフ事情 急激な年収アップに注意
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年収を上げたい時は
私は、いきなり転職をするのではなく、年収が低い原因を考えたうえで
- 社内転職をする
- 取引先(パートナー企業やお客様)を目指して活動する
などの対策を推奨しており、その関連記事は以下となります。
その他、就職・転職を考えている人への記事のまとめはこちら。
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就職・転職を考えている人向けの記事まとめ
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転職する/しないに関わらず、転職サイトには登録しておく
転職サイトの有効な使い方は、まずは職務経歴を登録して、自分の市場価値を知ること。
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自分にはどんな求人があるか?どの位の年収を狙えるのか?
それらが分かったタイミングで徐々に企業を探し始める。
就労人口が減っている日本は慢性的な人手不足。求人は無数にありますので焦る必要はありません。