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風通しが良いと組織の競争力が高まる
貴方の会社は「風通しが良い」会社でしょうか?
現在私が所属している会社は非常に風通しが良い会社と言えます。
社員同士の仲が良く、言いたいことは言える&聞いてもらえる。
困った時に相談できる相手も、役職問わず沢山います。
一方、私は営業畑で、お客様やパートナーなど自社以外の方と一緒に仕事をする事が多いのですが、中にはそうは思えない企業も結構あります。
私は「風通しが良と、組織の競争力が高まる」のではないかと常々感じていまして、その理由を記事にしてみたいと思います。
主に部下を持つ30代~40代のサラリーマンに読んで欲しい内容です。
ココがポイント
風通しが良いと、組織の競争力が高まる
そもそも「風通しが良い組織」ってどんな組織?
「weblio」にはこんな風に解説されていました。
(1)新鮮な風が、常に吹き抜けているさまを意味する語。
(2)主に会社内において、社員の上下関係がフラットで意見を言い合える環境であったり意思疎通や情報共有がうまくいっているさまなどを意味する語。
会社内において、
- 上下関係がフラットである
- 意思疎通や情報共有がうまくいっている
です。
ここからは、風通しが良いとなぜ組織競争力が上がるか、その理由を3つばかり紹介してみたいと思います。
若干MECEを満たせていませんがご容赦ください。
理由① 組織が活性化する
まずはこれ。
当たり前ですが、
- 上下関係がフラットであり、比較的言いたいことを言える
- 意思疎通や情報共有がうまくいっており、困ったことをすぐに相談できる素地が整っている
ような組織は、そうでない組織と比較して活性化します。
想像して頂ければ簡単ですよね。
上の人に対しても比較的言いたい事が言えて、困ったことをすぐに相談でき、その解決策をみんなで考える事ができる組織であれば、個々人の仕事における悩みが極小化されますから、活性化していくことでしょうK。
※当たり前ですが友達ではないので、「親しき中にも礼儀あり」で行きましょう。上の人であれば当然のこと。
理由② 対外交渉時に有利となる(大企業限定)
意外と知られていないのがこちら。
風通しが良いという文化は、対外交渉の際に有利となります。 ※但し、大企業に限ると思います
大企業では、自分(担当)、部下、上司といった3階層かつその他部門の階層のメンバーと一緒に、役割分担をして案件を推進して行きます。
案件交渉をする際に、この組織構造・複数登場人物の状況であれば、チームワークを組織力に変換することができます。
具体的には、クレームを収めることを考えた時に
- 担当はお客様に謝る、謝り役
- その上司は、担当を叱り、諭す上司役
当然、事前に上司とはうまく収めるためのシナリオを描いて訪問するわけです。
またお客様社内の上下の風通しが極端に悪い場合は、お客様の担当者と上司それぞれに個別に訪問することで、社外の人間でありながら、お客様上司~担当者間の橋渡し役になることもできます。
こうなると、
- お客様上司からの情報を、自社に有利となるようにうまく加工して担当者に渡す
- お客様役員層の情報を、 ~同様~
というような事が簡単にできてしまいます。
※もちろん嘘をついてはいけません。あくまで脚色する程度に留めましょう・・(人間として当たり前ですが)。
理由③ 社員が働きやすくなる
ここまで風通しの良い組織であれば、下の人間は相談がしやすいですし、余計な心配の無い働きやすい組織になると言えますよね。
働きやすい組織のメリットは言うまでもありません。
- 社員の満足度・モチベーションが上がる
- 定着率が上がる
などなど。
社員のモチベーションが上がるというのが一番のメリットです。
人間、やる気のある状態で仕事をするのが一番健康的ですからね。
風通しが良いと組織の競争力が高まる まとめ
ここまで色々書いてきましたが、風通し良い組織を作る事はマネジメントの基本中の基本であると私は考えます。
当記事のターゲットである、主に部下を持つ30代~40代のサラリーマンは、是非そんな組織作りを実践して欲しいと思っています。
周りの部署の人や社外の方から
- 貴方の組織は風通しが良さそうですね
- 貴方の部署で働きたいです
なんて言われたら最高ですよね。
そんな組織作りを目指しましょう。
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