「巣籠塾」とは、東京大学招聘講師・JDLA有識会員であり、日本のディープラーニング研究のフロントランナー「巣籠 悠輔」さんが企画開発するAI人材教育プログラムを展開するプラットフォームです。
日本におけるAI人材の一層のレベルアップを目的として、巣籠塾のWebサイトから提供されるのがこの「巣籠塾検定」。
JDLAの検定と同じく、ビジネスパーソン向けとエンジニア向けの2種類が用意されています。
記事を書いた人
元営業という経歴を活かしながら、金融・製造・流通業のお客様を中心にAI活用コンサルや定着支援・人材育成の支援をしたり、講演や執筆活動など幅広く活動しています。
ヤエリ(@yaesuri_man)
普段のお客様との会話の中でよく話題に出るこのテーマ。
技術畑ではないものの、長らく現場の実務に携わってきた視点は喜ばれることが多いです。
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日本最難関のAI人材判定試験「巣籠塾検定」とは
巣籠塾AIビジネスパーソン検定とその他一般的なAI関連資格を比較してみました。
巣籠塾 AIビジネスパーソン検定 | AI実装検定 | G検定 | 人工知能プロジェクト マネージャー | |
---|---|---|---|---|
対象者 | 国内最高峰のAI人材 | ディープラーニングの 基礎能力を判定したい人 | ディープラーニングに関する 知識を有し、事業活用する人材 (ジェネラリスト) | 人工知能を活用し、 ビジネスを推進する管理職 |
受験資格 | 制限なし | 制限なし | 制限なし | 制限なし |
試験概要 | 50分 23問 オンライン実施(自宅受験) | 60分60問 (多肢選択式) オンライン実施(自宅受験) | 120分 220問(多肢選択式) オンライン実施(自宅受験) | 90分 60問 オンライン実施(会場受験) |
受験料 | 一般 14,000円+税 | 3,500円(税込) | 一般 12,000円+税 学生 5,000円+税 | 未定 |
日本最難関のAI人材判定試験「巣籠塾検定」とは ~G検定との違いを解説~
以降、G検定との違いを中心に解説していきます。
ポイント①合格/不合格ではなく、A判定からD判定までの4段階で評価
出典:https://sugomori-automatist.ai/
G検定やE検定のように合否のみではなく、各設問領域ごとにレーダーチャートが結果表示され、総合評価(A~D判定)されます。
単純な合否ではないので、受験者ごとにどの領域が強い・弱いのかが一目瞭然。
弱い領域を集中的に取り組むことで、学習効率を上げることが可能です。
ポイント②G検定・E検定の上位資格が「巣籠塾検定」
- G検定の上位資格が「巣籠塾AIビジネスパーソン検定」
- E検定の上位資格が「巣籠塾エンジニア検定」
です。
G検定・E検定の合格者の上位10%が、A判定となるように難易度が調整されています。
AI人材判定試験「巣籠塾検定」推薦図書の紹介
公式サイトでは5つの推薦図書が紹介されています。
その中でも、特に「AIビジネスパーソン検定」に役立つと思われるものをご紹介します。
なお、書籍を隅々まで読んで、全てを理解する必要はありません。
特にAIビジネスパーソン検定を受験される方は、重要なポイントだけ押さえておけばOKです。
G検定(ジェネラリスト) 公式テキスト
言わずと知れた、G検定の公式テキスト。
ご紹介の通り「巣籠塾検定」はG検定の上位資格になりますので、まずは基礎となるこちらのテキストを理解しておくことが重要です。
また公式本と並行し、「徹底攻略 ディープラーニングG検定 ジェネラリスト問題集」、通称「黒本」もおさらいしておくと良いでしょう。
こちらも、試験合格へのエッセンスがギュッと詰まっています。
ビジネスパーソンのための人工知能入門
「そもそもAIとは何か?」というプリミティブな疑問も含め、数式を使わずに分かりやすく解説されていることが特長である良書。
試験を受ける/受けないに関わらず、万人におすすめできる一冊です。
そもそも「人工知能」という言葉の内容が良く分からないビジネスマンにおすすめ。
この本を読んでおけば、商談の場で恥をかくこともありません。
日本最難関のAI人材判定試験「巣籠塾検定」とは~G検定との違いを解説~ まとめ
JDLA G検定と比べて、当資格の認知度はまだまだこれから。
実際にどのような問題が出るのか?など、追加情報がありましたら随時こちらの記事を更新させて頂きます。
G検定に合格すると、転職オファーの質が変わったり適正年収の増額が期待できる
そんなG検定ですが、合格すれば転職オファーの質が変わったり、転職時における適正年収の増額が期待できます。
職務経歴書への資格記載有無でチェック可能。
合格前と後で比較してみてください。
という方は、以下のサイトがおすすめです。
※個人的には転職サイトを介しての転職はおすすめしていません。
自分の市場価値を正確に知るために活用しましょう。
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G検定「手抜き」合格テクニック
約一週間、計20時間の勉強時間で合格した私。
当サイトで紹介しているG検定「手抜き」合格テクニックをnoteの記事にまとめました。
時間の無い方は是非こちらをご覧ください。
その他、G検定関連のまとめ記事とおすすめ書籍はこちら。
合格ラインや過去問、勉強法、過去の合格発表タイミングなどなど、G検定関連だけで20本近くの記事があります。
是非これらを読んで合格して頂いて、次のレベルを目指してください。
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