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AI(人工知能)というバズワードに注意。ドラえもんは存在しない

2018年11月15日

AI(人工知能)というバズワードに注意

毎日「AI」「人工知能」という言葉を新聞で見ない日は無いくらい流行っていますね。

今世間は「第三次AIブーム」と呼ばれています。

それを引き起こしたのが2012年「Googleの猫」を判別したDeep Learningです。

アルゴリズムに猫の写真を見せまくると、勝手に反復学習して、猫の特徴を学習して、いずれは犬か猫かくらいは判断できるようになる、というものです。

従来は、コンピュータが勝手に「特徴を学習する」という事がなかったため、非常にセンセーショナルなニュースとして取り上げられました。

 

しかし、この手のバズワードは正確に理解しておかないとビジネスの場で恥をかくことになります。

若い頃、この手の注意意識が全く無く、お客様の前で恥をかきまくった自分に対してのメッセージ記事です。

 

※なお現実的な肌感覚で言うと「AI・人工知能」という言葉は幻滅期に入っている感じがします。

今の主流は「機械学習」かもしれません。

AI(人工知能)というバズワードに注意。ドラえもんは存在しない

残念ながら、2018年11月現在は、

いわゆる「ドラえもんのようなAIは存在しない」

ようです。

現在、世間一般で「AI」という一括りの呼称で呼ばれているものの正体は、以下のような個別要素技術です。

  • ルールベース
  • 教師あり機械学習
  • 教師なし機械学習、強化学習、深層学習(Deep Learning)
  • 自然言語処理

これらの個別要素技術の一つ、もしくは複数を使って、ある特定の目的に特化した「特化型AI」を創り出しているにすぎません。

AI(人工知能)というバズワードに注意!今の主流は、特化型AI

例えば囲碁に勝つための「アルファ碁」や、将棋に勝つための「ポナンザ」は強化学習や深層学習の技術が使われています。

東京大学に入るための「東ロボ君」も、深層学習の技術が使われています。

LINEを代表するチャットボットや対話型アバターなどは「自然言語処理」です。

つまり、「囲碁や将棋に勝つ」「東京大学に入る(試験問題を解く)」事だけに特化した「特化型AI」なわけです。

これらはドラえもんのように万能ではありません。

万能なAIは「汎用型AI」と呼ばれますが、現在汎用型AIは実用化されていません。

AI(人工知能)というバズワードに注意。特化型AIの利用状況

一方で前段のような「特化型AI」は、実は既に我々の生活の色々な所に使われています。

  • 検索エンジン
  • Amazonの商品推奨エンジン
  • 機械の故障予知
  • 最適な営業訪問先の発見
  • ダイレクトメールの有効な配信先
  • 社員の退職予測や、デキる社員とそうでない社員の行動類型の分析

上記のような「特化型AI」を作る人材は「データサイエンティスト」という職種にカテゴライズされます。

「データサイエンティスト」は「21世紀で最もセクシーな職業」らしく、転職市場では引く手あまたの人気職種です。

AI(人工知能)というバズワードに注意。では、ドラえもんはいつ出現するか

これには色々な意見がありますが、私は

「我々が生きている間は、ドラえもんは出現しない」ような気がします。

今コンピュータができることは、

  • 過去の大量データを元に、その傾向を見出す
  • 過去の大量データを元に、大雑把な特徴を見出す(猫か犬か、程度の特徴を判別する)

という程度で、あくまで過去データを踏襲しているだけです。

人間のように新たなモノや価値をイメージしたり、創造したりすることとは別の次元の事を行っています。

今の技術の進み具合を見ていると、当面は、過去データから「傾向を見出す」「特徴を見出す」事がより精緻にできるようになったとしても、それ以上の事は難しそう、という感触を持っています。

AI(人工知能)というバズワードに注意。更に注意すべき点

一方で、過去データから「傾向を見出す」「特徴を見出す」事の精緻化はどんどん進んでいます

例えば以下の記事は、私が多くの国内TOP企業の人事部に訪問してヒアリングをした結果考えたことをまとめています。

記事の結論を申し上げますと、人事領域(採用や人事評価)では、今後AIを使っていくための準備が整いつつある、という点です。

2018年は「HRテクノロジー元年」とも言われています。

その時サラリーマンはどう立ち回るべきか?という点も記事に書いておりますので、よろしければ是非読んでみて下さい。

「営業とAI」に関する記事は以下にまとめています。

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