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退職代行サービスの失敗リスクを考える│おすすめ退職代行サービス7選
当ブログでは、転職を考える前に、まずは今の会社で生き残れる他部署を探すことを推奨しています。
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しかし、
- 会社全体がブラックな場合
- 自分自身の評判が会社全体に知れ渡ってしまっている場合(主に中小企業など)
などは、残念ながら退職という選択肢を視野に入れざるを得ません。
その際、不幸にも所属企業がブラックだった場合は、すんなり辞めさせてもらえない可能性が出てきます。
そこで頼りになるのが「退職代行サービス」です。
退職代行サービスとは
退職代行サービスとは、
- 会社に対して「辞めたい」ことを言いだしづらい人
- 会社に辞める意思を伝えたにも関わらず、色々な理由で辞めさせてもらえない人
のために、本人に代わって業者が退職の意思を会社に伝えてくれるサービスです。
お金さえ支払えば、後は業者が勝手に会社と交渉してくれるので非常に楽なのですが、単にサービスをおすすめするだけではなく、当記事では退職代行サービスに依頼した場合のリスクをまとめてみました。
まだまだ馴染みの薄い退職代行サービス。
やはり活用する上では一定のリスクが伴うと思います。
退職代行サービスの失敗リスク
私が考える、退職代行サービスを活用した場合のリスクをまとめてみました。
①有給が完全に消化できない可能性がある
法的な観点で言うと、退職代行サービスの業者が会社へ退職の意思を伝えた後、その効力が発効するのは2週間後です。
つまり、2週間(完全週休2日制なら、10営業日)分しか、有給を消化することができません。
「有給なんかいらないから、とにかく今すぐ退職したい!」
という場合以外は、残りの有給が無駄になってしまう可能性が高いです。
②職場での人間関係がゼロリセットになる
当然の話ですが、第職代行サービスに依頼した場合は、余程の事が無い限りは今の職場のメンバーとの人間関係は絶たれてしまいます。
次の職場で、前職の人間関係を使ってうまく仕事しよう、というような事はできなくなってしまいます。
人との繋がり=社会人の財産ですので、意外とバカにできず、後々効いてくるリスクがこれです。
③会社から嫌がらせを受ける可能性がある
会社によっては、以下のような幼稚な嫌がらせを受ける可能性はゼロではありません。
- 会社に置いてある私物を返してくれない
- 離職に必要な書類を郵送してくれない
但し、上記①②と比較しこちらは対応策があります。
私物については退職代行サービスに依頼する前に少しずつ自宅に持ち帰れば良いです。
離職に必要となる書類を郵送しないのは立派な違法行為ですので、正々堂々と催促をすればokです。
(退職代行サービスの業者が代わりに催促してくれる場合もあります)
なお、ネットを検索すると訴えられるリスクを謡っている業者がいますが、基本的に退職者が訴えられる事はありません。
法的に訴えるにはそれなりの工数(お金)が発生するため、一般民間営利団体である限り、一人の社員に対してそこまで労力をかける企業はありません。
おすすめ退職代行サービス7選
ここまでの退職代行サービスの失敗リスクを読んでも
- やはり退職したい
- 自分だけで退職することは難しそう
という方のために、私がおすすめする退職代行サービスをまとめてみました。
退職代行EXIT
ご存知、業界最大手の「退職代行EXIT」です。
webや雑誌媒体で既にお馴染みになっていますが、特徴は以下です。
- 退職代行依頼に必要となる費用は¥50,000から
- 業界ナンバーワンであることの安心感
- 累計2500人以上の退職代行を実施。もちろん業界トップ
やはり業界最大手で実績も豊富なサービスは安心感があると思います。
退職代行Jobs
大阪の企業「株式会社アイリス」が展開するサービスです。
特徴は以下です。
- 費用は¥29,800から
- 顧問弁護士が退職代行を監修
- その顧問弁護士自身が就業に関する挫折を経験している
- 低価格、24時間対応などのサービスを実現
顧問弁護士に親身に対応してもらえる点は安心材料ですよね。
退職代行コンシェルジュ
港区三田にある「合同会社SAC」が展開するサービスです。
特徴は以下。
- 退職率100%を実現中。万が一退職できない場合の返金保証
- 退職後に無料転職支援サービスを受講できる
- 正式に退職が完了するまで相談可能
その他、LINEでの相談ができる点もお手軽で良いと思います。
退職代行アルマジロ
面白い名前ですが、意外とコンテンツが充実しているのが同社です。
特徴は以下。
- 費用は¥29,800円から。業界最安値を宣言中
- 問い合わせはフォームから24時間受付
- 万が一退職できない場合の返金保証あり
運営会社は豊島区にある「合同会社アースユニゾン」です。
男の退職代行
20代~30代をメインにした退職代行サービスです。
特徴は以下。
- 費用は¥29,800円から。追加料金一切なし
- 即日退職が可能
- 相談回数無制限
- 退職成功率100%。創業14年の実績。
自分と似たような世代の退職代行の実績があると安心ですよね。
詳細は以下のリンクからご確認下さい。
わたしNEXT
こちらは一つ前の「男の退職代行」と同じ運営会社のサービスです。
- 費用は¥29,800円から。追加料金一切なし
- 即日退職が可能
- 相談回数無制限
- 退職成功率100%。創業14年の実績。
20代~30代の女性をメインとしたサービスです。
汐留パートナーズ法律事務所
最後は一つだけ毛色の違う、法律事務所のサービスのご紹介です。
「汐留パートナーズ法律事務所」は、社員数150人を超える大きな法律事務所となります。
特徴は以下です。
- 法律的に解決していくため、サービスに間違いが無い
- グループ内に社労士がおり、労災申請など、複雑な案件も受けられる
その分、費用については個別相談となりますため、まずは詳細を確認した上で問い合わせをしてみて下さい。
退職代行サービスの失敗リスクを考える まとめ
やはり転職にはリスクがつきまとうもの。
退職代行サービスを利用する前に、リスクを良く考慮した方が良いと思います。
なお冒頭でも説明しましたが、私は基本的には今所属している会社の別部門などへの転職を推奨しています。
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それでもダメだった時に、社外への転職を考える
部署異動をしてみて、それでもダメだった時(行き場所がなくなった時)に、初めて社外への転職を考えます。
転職サイトを活用するわけです。
転職サイトの有効な使い方は、まずは職務経歴を登録して、自分の市場価値を知ること。
自分の市場価値を正確に把握し、どんな求人があるか、視野を広げることから始めるのです。
いきなり求人に飛びつくと高確率で失敗します。
自分にはどんな求人があるか?どの位の年収を狙えるのか?
それらが分かったタイミングで徐々に企業を探し始める。
就労人口が減っている日本は慢性的な人手不足。求人は無数にありますので焦る必要はありません。